韓国最高裁が新日鉄住金に対して元徴用工への損害賠償を命じたことで、日本は原告の呼称を「朝鮮半島出身労働者」に改めるという。
外相のいう《①募集②官斡旋③徴用》の植民地支配下での実態は《①口ぐるま②圧力③強制》であり、いったん狩り出されたら離脱も逃亡も許されなかった。暴力的な監禁監督下、異郷における奴隷労働である。1991年以降数年間に多くの記録が発掘され、日本中の新聞でおそらく100件以上報道されている。以下に数例だけ示す。クリックすると拡大してご覧になれる。

米英がイラクに仕掛けた戦争の妥当性を調査すべく、ジョン・チルコット卿を責任者として2009年に設置された英国の公的「イラク調査」。結果が報告されたのは、7年後の2016年7月6日だった。その「チルコット報告」では、「サダム・フセインは英国にとって差し迫った脅威ではなかった」こと、「大量破壊兵器があるという諜報機関の報告は信憑性が不確かであった」こと、「英国と米国は国連安全保障理事会を軽視した」こと、そして「2003年の戦争は不必要であった」ことが結論として発表された。
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英国で貧乏学生をやっていたころ、中古車雑誌を通じて地域の若者から購入した超オンボロ車で、近所のスーパーマーケットに行くのが私のささやかな楽しみだった。英国人のマネをしていろいろ買うのだが、なにせ貧乏なのでレシートをくわしくチェックする。そこで妙なことに気がついた。税金のレートが品物によって大幅にちがうのだ。紅茶やミルク、卵やパンには税金の記載がないのだが、コーヒーやジュース、その他いくつかの商品には17%の税が書き込まれている。しばらく住んでいるうちに、ぜいたく品と判断されるもの以外の必需品にはVAT(付加価値税・日本でいう消費税にあたる)がかからないことがわかってきた。洋服や靴も子供用は無税なので、やけに安い。これはチビの日本人である私には非常に有効にはたらいた。在学中ずっと、靴とズ...

イギリスBBCで1986年から1988年まで放映されたTVコメディの古典、『ハイ!首相閣下!』("Yes Prime Minister")は英国国会と政治家、官僚を徹底的に揶揄し、非常な人気を得た。もともとは1980年から1984年まで放映された『ハイ!大臣閣下!』("Yes Minster")の続編である。
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厚生労働省による2015年(平成27年度)11月の毎月勤労統計調査速報によると、パートタイム労働者(男女計)の現金給与総額は平均で96,638円。女性雇用労働者の場合、2015年度における全就労形態での平均現金給与額は、1-4人の事業所で139,524円、5人以上の事業所では178,867円。総理大臣の25万円発言に驚いて、「自分だけがチョー低賃金で働いているのではないか」と焦る必要はない。悲しいことだが、日本女性の給与水準は自活できないほど低い。それにしても、「電気・ガス業」と「情報通信業」の給与は、他を突き放して高止まりだ。
以下は、厚生労働省のサイトからダウンロードした統計資料を画像化したもの。

昨年夏、ベルリン中心街の動物園駅から歩いて帰ることができる住宅に滞在していた。ある日、散歩がてらに人通りの少ない街を歩いていると、上のような面白い「能書き」のある建物に出くわし、カメラに収めた。察するに1899年に建築され、1943年に連合軍の爆弾投下で壊され、1954年に建て直した、という意味だろう。ドイツという国は、その不名誉な過去について可能なかぎり記録を残し、一般の目にさらすよう勤めているように見える。すべての人々が喜んでそうしているとは言わないが、過去の過ちを勇気をもってきちっと見すえるという姿勢は、ドイツ人一般の間では定着していてゆるぎないものだ。「心に刻む」、それがドイツ人としての尊厳ともいえる。

厚生労働省の「毎月勤労統計」の確報が5月19日に出された。これによると速報ではプラスと報じられていた実質賃金が実はマイナスだったことになっている。しかも2010年平均を100とすると2015年I期は80という落ち込みようだ。つまり、たとえば5年前に現金給与30万円でくらしていた人間は、現在は24万円でやりくりする生活感覚だ。ボーナスなどを含まない「きまって支給する給与」で見ても、現在は2010年の94.3%になっている。
朝日新聞デジタルによると、厚生労働省は「実質賃金はいつプラスになってもおかしくない」としているそうだが、この日本語、おかしくないか?

5月の「ラテンアメリカ映画祭2015イン川崎」で上映されるドキュメンタリー、『革命の内側:ベネズエラ心の旅路』の予告編。
米国が「裏庭」というとても失礼な呼び方で介入し続け、それに負けなかった国。そのおかげで被った人的・経済的被害は大きい。この映画では、ベネズエラの市井の人々へのインタビューをとおして、チャベス政権の光と影を映し出す。65分カラー、日本語字幕付。日本初上映。

マレーネ・ディートリヒは1962年、有名なピート・シーガーの反戦歌、「花はどこへ行った」をカバーしている。さすがにうまい!
以下の映像は "1929年ベルリン暴動" をテーマにつくられたショートフィルム「Ein verwundeter Soldat!」(ある負傷兵)で、ディートリヒの歌う "Sag mir wo die Bluemen Sind" がノスタルジックな味を出している。(Alf Korhonen film, Community Video)

ベルリンの街を歩いていると、落書きでいっぱいの壁に出くわすことがある。なかなかセンスのいいスケッチや政治風刺の効いたもの、かっこいいものなどがあり、グラフィーティを大いに楽しめる。以下の映像はそんなストリート・アートを集めたものだ。(CC0 1.0 Universal)

英国テレビで人気のドラマシリーズ、『ダウントン・アビー』のシリーズ5がこの秋からITVで放映されている。ところが、思わぬ偶然の一致がある登場者の死期を早めてしまった。ロード・グランザムの愛犬だ。最近放映分で、彼女が末期ガンに犯されていることが判明したのだ。
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1949年から1990年まで、ドイツは二つに分断されていた。その境界=国境の風景を紹介する。国境線はバルチック海からチェコスロバキアまで1,393キロメートルに及び、5万人の東ドイツ武装警備員によって監視された。以下はパブリック・ドメインから探し出したもので、わずか3分ちょっとだが陰影のある映像だ。